こんにちは、ココロノアカリです!
先日、下の子の幼稚園最後の音楽祭に参加しました。子どもの成長を見届ける場に立ち会えることは本当に感慨深く、胸がいっぱいになる時間でした。
毎年恒例のカーテンコールでは、全園児が「みんな違ってみんないい」という歌を歌います。金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」に合わせたこの歌が、私の心にいつも深く響きます。
1. 子どもたちの屈託のない笑顔から気づくこと
「みんな違ってみんないい」。この言葉には、大切なメッセージが込められています。
子どもたちが純粋な笑顔でこの歌を歌っている姿を見ていると、日常のせわしなさや、つい子どもに当たってしまった自分を責めてしまう気持ちが、少しずつ浄化されていく気がしました。
大人になると、つい誰かと比べてしまったり、理想の自分を追い求めて焦ってしまうことがあります。でも、子どもたちはそれぞれ違う個性をありのままに表現し、輝いているのです。
2. 「違う」からこそ美しい
金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」は、こんな言葉で始まります。
「私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面をはやくは走れない。」
この詩が伝えるのは、誰もがそれぞれ違う価値を持っているということ。飛べない私と、地面を走れない小鳥、どちらが優れているわけでもなく、それぞれの役割と輝きがあるのです。
子どもたちは大人のように比べることなく、自然と「違い」を受け入れて生きています。その姿から私たち大人も学べることがあるのではないでしょうか。
3. 日常の反省も「浄化」して前へ
日々の忙しさの中で、親として自己嫌悪に陥ることは誰にでもあることです。
「もっと笑顔で接すればよかった」「つい言いすぎてしまった」と反省することも多いですよね。
でも、そんな気持ちを抱えているときこそ、「みんな違ってみんないい」という言葉が心に響きます。子どもたちの笑顔が私たちに伝えてくれるのは、完璧じゃなくていい、自分らしくいればそれでいいというメッセージです。
4. 自分自身にも「みんな違ってみんないい」を
「みんな違ってみんないい」という言葉は、子どもたちだけでなく、私たち大人自身にも必要な言葉です。
• できないことがあってもいい
• 誰かと違ってもいい
• 自分のペースで成長していい
子どもたちが歌うこの歌は、私たちに「自分らしさ」をもう一度受け入れてほしいと教えてくれているのかもしれません。
子どもたちの歌声と笑顔に癒された日、私は改めて「違い」を認め合う大切さを感じました。忙しい毎日でも、時には立ち止まって「みんな違ってみんないい」という言葉を思い出してみてください。
違うからこそ美しい――それは私たち一人ひとりに当てはまること。子どもたちのように、違いを楽しみ、ありのままの自分を大切にしていきたいですね。
今日も、心に小さな光を灯して。
ココロノアカリと共に、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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